野球部への入部を決めたのが、
あゆちゃん。
3年生の夏に入部したりんたの練習につきあって、
2歳からグランドで週末を過ごしてきました。
だから自分も野球をするのだ、
という意識はどこかであって、
保育園の年長組の頃から、
「小学校入ったら、野球するんだ」
と周囲に言っておりました。
四月の入学式から一週間後。
りんたもお世話になった学童野球部への
入部届を提出し、
晴れて新入部員となりました。
それ以来、週末の二日間と水曜日の
週3回の練習に参加しています。
「1年生の女の子で、体力が無くて
辛いんじゃないかしら?」
周囲の大人の心配をよそに、小さな体でグランドを
縦に横にと駆け抜けてます。
昨日行われたサマーカップでは、レギュラー組の
対戦の合間に主に3年生以下が出場する
ジュニアゲームが行われました。

この日のルールは、ピッチャーは投球せず、
ホームベース上におかれたティースタンドに
ボールを置いて、ティーバッティングで
攻撃をするというもの。
力いっぱい振ったバットは見事に・・・
・・・ティースタンドのポールに当り、
球はコロコロと転がりました。
相手のピッチャーがすかさず拾って、一塁アウト!
(バットを持ったまま1塁まで走っちゃったのは
ご愛敬)
守備にもちゃんと起用され、セカンド、レフト、
サードとポジションを次々と変えながら
守りにつきます。
しかしながら、キャッチボールがやっと
できるレベルのあゆちゃん。
なかなか打球には追いつけません。
今日は「守備でも見せ場無し」かと思われた
その時でした。
ランナー1,2塁の場面で相手の球が
ショートに飛びます。
ショートを守っていた3年生のSちゃん(女子)が
すかさずワンバウンドでキャッチし、
サードのあゆちゃんに速球を送ります。
パシン!
小気味よい音が響き、球をグラブに収めたあゆちゃんは
一歩も動かず、走ってきたランナーにそのままタッチ!
初めてのアウトです。
これには応援のパパさん、ママさんたちも拍手喝采。
チェンジしてベンチに戻る際も、横を走るSちゃんに
頭をなでて祝福してもらいました。
お兄ちゃんのりんたは、あわや相手のダグアウトに
飛び込みそうなファウルフライを難なくキャッチして、
相手の監督から
「あのサードの方には打っちゃダメだ」
と言わしめるようなプレイヤーでした。
あゆちゃんは果たしてどんな選手に育っていくの
でしょうか?
その前に、今の
「野球が大好き。」
だという想いを大切にしてもらいたいと思っています。
ちなみに、『突き指』のT君。
かなり腫れも内出血の色も引いていましたが、
指の付け根に圧痛が少し残っていたため、当日の朝
テーピングを施して1試合のみのスタメン出場と
なりました。
(控えだった第2試合でも、代走で出場し、
自慢の足でホームに帰ってきました。)
今週末のサマーカップ2日目、月末の県大会には
きっと回復して、活躍を見せてくれることでしょう。
りんたパパも選手のコンディショニングや試合中の
ケアなど、できるだけサポートしたいと思います。
それでは、また。
りんたパパでした。